
最近「オンラインカジノ」という言葉をよく聞くけど、普通のカジノとは何が違うんだろう…?



ネット上で運営するカジノを「オンラインカジノ」、店舗型のカジノを「ランドカジノ」と呼ぶわよ。
オンラインカジノとランドカジノの違いを比較してみましょう!
- ランドカジノとオンラインカジノのメリット・デメリットを知りたい
- オンラインカジノについてよくわからない
- 「インカジ」「ネカジ」と「オンカジ」の違いを知りたい
カジノというと真っ先にイメージするのがラスベガスやマカオにある立派な「ランドカジノ」ではないでしょうか?
一方で、コロナ渦によるオンラインブームもあり、ネット上で遊べる「オンラインカジノ」の人気が爆発的に増えています。
「オンカジ」と略されたりもしていますね。
ランドカジノが存在しない日本ではあまり耳なじみがない言葉かもしれませんが、実際に海外の店舗に足を運ばないと遊べないランドカジノに対して、ネット環境さえあればどこでも(日本でも)遊べるのがオンラインカジノです。
本記事ではランドカジノ、オンラインカジノそれぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく比較解説していきます
インカジ」や「ネカジ」などのややこしい造語もありますので、そちらとの違いについても解説していきます。
ランドカジノの特徴


ランドカジノとは、実際の店舗を構えており、そこに足を運ぶことでゲームを楽しむカジノです。
日本でのランドカジノの運営は法律で禁止されているため、日本人は海外に行かなければ遊ぶことはできません。
2021年時点では合法化している約130ヵ国でランドカジノが設置され、4,000施設以上が営業を行っており、その市場規模は10兆円を超えると言われています。
日本から最も近いところだと、韓国ではすでに17店舗のランドカジノが運営を行っています。



ランドカジノなんて映画とかでしか見たことがないなぁ…
どれだけ日本に浸透しているの?
日本人に「海外のカジノで遊んだことがあるか」を調査をした結果、約18%の人が「ある」と回答したというデータがあります。
約82%の人はランドカジノで遊んだことがないということですので、まだまだ日本人にはなじみのない娯楽文化だと言えるでしょう。
しかし、そんな日本でも、2016年に通称「カジノ法案」と呼ばれる統合型リゾート(IR)整備推進法案が成立しました。
これにより、ついに日本でもランドカジノが建つことが話題になっているため、カジノ産業は国内でも今後大きく注目を集める存在になることが予想されます。



いまのうちにカジノに関する知識を勉強しておけば、楽しみながらランドカジノの完成を待つことができるわね
ランドカジノのメリット
臨場感が味わえる!
ランドカジノは実際に足を運ばないと遊べないため、現場ならではのカジノの華やかな世界観を楽しめます。
外側はキラキラと光るネオンで飾られ、場内はプレイヤー達の熱気や興奮に包まれています。
セレブそうな大人達から勝ち気あふれる若者までひしめき合っており、わいわいとお祭りのような雰囲気が漂っていますので、ギャンブル目的だけではなく観光としても楽しめる施設になっています。



実際にディーラーと対面して勝負する緊張感はランドカジノでしか味わえないわ!
入出金が簡単!
ランドカジノでは基本的に現金を交換所にてチップに変えて遊びます。
出金時もチップを現金に交換してもらうだけ。
現金さえ持っていれば遊ぶことができるため、非常にシンプルで簡単です。



現金が使用できないオンラインカジノに比べて、入出金が簡単なのは魅力的だね!
質の高いサービス!
カジノ施設内では常にドリンクを持ったサーバーがうろうろしています。
なんと、ゲームプレイ中はドリンクやお酒が無料で楽しめます。
カジノによっては店内の飲食店が無料になったり、遊ぶ金額が大きくなると併設するホテルへの宿泊が無料になったりと、現場にいるからこそ楽しめるサービスが満載。
施設内でダンサーのショーが行われているところもあります。



私がラスベガスで出会った人の中には、毎日カジノ提携の飲食店で無料でご飯を食べてるなんて強者もいたわね…
ランドカジノのデメリット
遊ぶまでの敷居が高い
やはり実際に海外に足を運ばないと遊べないというのは大きなデメリットでしょう。
プレイは基本的に英語で行いますし、カジノによってはドレスコード必須だったりと、遊ぶまでにくぐらなければならないハードルが高いです。
海外旅行に行った際に、観光ついでに遊ぶくらいであれば問題ないですが、普段からカジノゲームを楽しみたい人にとっては少し敷居が高すぎます。



日本で気軽に遊ぶならオンラインじゃないと難しいね!
スロットゲームの還元率が低い


カジノゲームは還元率が平均約92%と他のギャンブルに比べてかなり高いことで有名です。
しかし、スロットにおいては注意しなければいけません。
マシンゲームは維持費や機種の購入代金がかかっているため、ランドカジノだと還元率が低くなってしまう傾向があり、平均約80%以下だと言われています。
それに比べて、オンラインカジノのスロットの還元率はなんと平均約96%です。
実機がいらないオンラインカジノに比べると、同じゲーでも還元率が低くなってしまうのも納得ですね。



スロットで遊ぶならオンラインカジノの方が勝ちやすいんだね!
オンラインカジノの特徴


オンラインカジノとはインターネットから各企業の運営しているカジノサイトにアクセスし、ネット上でカジノを楽しめるサービスのこと。
ネット環境さえあれば、どこにいても手軽に遊べるというのが1番の特徴です。
日本で流行りだしたのはここ数年ですが、世界で最も古いオンラインカジノサービスは1996年に発足しており、
ネットの進化とともにオンラインカジノも発達してきました。
発足時は安全性も担保されておらず、得体のしれない運営会社が行う悪質なカジノサイトも多く問題となりました。
しかし、今ではライセンスの審査基準の見直しや、第三者機関の登場などによって、安心・安全にオンラインカジノを遊ぶことが可能になりました。
安全性が向上したことと、昨今のオンラインブームにより、2021年時点での日本でのオンラインカジノのプレイ人口は100万人を超えており、今後もその市場は更に伸びていくことが予想されます。
オンラインカジノのメリット
どこでも手軽に遊べる!
ランドカジノとは反対に、1番のメリットは遊ぶまでの敷居が低いことです。
PCやスマホがあれば24時間どこでも遊べて、ドレスコードもなく、日本語対応もしているため英語を喋る必要もありません。
さらに、無料プレイや、キャッシュバックがもらえるキャンペーンなども多く存在するため、お金を賭けないで気軽に遊ぶことが可能です。
また、最低ベッド額が1~10円からできるゲームも多数あり、とても気軽に遊べるようなサービス体系となっています。



最初からお金を賭けるのは怖いから、無料プレイはちょうどいい練習になりそうだね
勝負に集中できる!
基本的にオンラインカジノは一人で遊ぶため、ランドカジノのような現場の臨場感は味わえませんが、それが逆にメリットともなります。
1人で遊ぶということは場の空気に流されずに、自分のペースで遊ぶことができるということです。
変な動きをしてディーラーに怒られるなんてこともありませんので、メモや計算機を使ってデータを取ることもできます。
ゲームによっては画面上に過去に勝負データ等も表示されるため、それらを駆使して戦略的に遊びたい方にもおすすめです。
ランドカジノに比べてテーブルの移動なんかが自由に行いやすいのもよいところです。



ランドカジノほどの臨場感はないけれど、「ライブカジノ」といって実際のディーラーとリアルタイムで遊べるサービスもあるのよ
ゲーム数が圧倒的に多い!
オンラインカジノは場所を取らないため、ゲーム数は無制限に増やすことができます。
実機の購入が不要なため、ゲームのソフトウェアを追加すれば遊べるゲームも増やせるます。
これにより、オンラインカジノはランドカジノに比べてかなり多くのゲーム数を誇ります。
ランドカジノの場合は、ゲーム数は多くても100種類程度ですが、オンラインカジノでは2000ゲームを超える巨大サイトもありますので、必ず自分に合ったゲームが見つかるでしょう。
オンラインカジノのデメリット
今でも悪質なサイトが存在する
近年は運営整備が進められ、安心・安全に遊べるようになったオンラインカジノですが、いまだに悪質なサイトが存在していることも事実です。
それらを見抜く知識がないまま、悪質サイトで遊んでしまうと、イカサマ行為や出金ができないなどの詐欺に合う危険性があります。



特に初心者はカジノ選びは慎重に行うようにした方がよさそうだね
違法ではないが合法でもない
オンラインカジノの運営については合法なのですが、日本で遊ぶことに関しては違法ではありませんが、合法でもありません。
現在の日本にはオンラインカジノに関する法律が存在しないので、罰せられるリスクは0に近いのですが、自分で法律をしっかりと理解し、納得したうえで自己責任で遊ぶことが大切です。
当サイトではオンラインカジノの法的な立ち位置について詳しく解説しておりますので、気になる方はそちらをご覧ください。



法の抜け穴(グレーゾーン)状態というやつね。
ここで正しい知識を学んでおけば安心して遊ぶことができるわよ!
のめりこんでしまう危険性がある
24時間どこでもできる敷居の低さがオンラインカジノのメリットですが、それゆえに夢中で遊びすぎてしまう方も多いです。
金額や時間を決めて、あまりにのめりこみすぎないように自己管理をしながらプレイすることが大切です。
間違っても借金をしたり、全財産をベッドするなど無茶な遊び方はしないように気を付けましょう。
カジノによってはギャンブル依存症対策などがしっかりとされているところもあるので、自分が危ないと思う方はそのようなカジノを選んでおくと安心かもしれませんね。
ランドカジノ・オンラインカジノの特徴を比較
紹介したそれぞれのメリット・デメリットに加え、様々な要素を表にまとめました。
どちらも違った魅力がありますね。
ちなみにカジノの最高の勝ち金額はランドカジノが約42億円、オンラインカジノが約22億円です。
どちらもスロットのジャックポットですが、最高額でみるとランドカジノの方がより夢がありそうですね。
項目 | ランドカジノ | オンラインカジノ |
運営体系 | 店舗型 | ネットサービス型 |
場所 | 世界各国のカジノ施設(海外) | どこでも |
年齢制限 | 国による ・ラスベガス21歳以上 ・韓国19歳以上 |
サイトによる ・18~21歳以上 |
ゲーム数 | 施設面積によって数が限られる | 数が多い(1000~2000以上) |
スロット |
実機のため古い機種も多い | ソフト運営のため最新機種が多い |
還元率 平均80% | 還元率 平均96% | |
雰囲気 | 現場の臨場感がある | 1人なので自分のペースでできる |
席数 | 席数が限られている | いつでもどのゲームもできる |
テーブル変更 | 一度座ると変更しづらい | いつでも変えられる |
ボーナス | 基本なし | 多数あり |
ベッド額 | 1000円~など高額が多い | 無料、10円~と低額からできる |
最高勝ち金額 | 約42億円 (スロット) |
約22億円 (スロット) |
入出金 | 現金 | クレジット、電子決済、仮想通貨 |
サポート | 基本なし | カスタマーサポートあり |
言語 | 外国語(主に英語)が必要 | 喋る必要なし(日本語サポートあり) |
信頼性 | 運営が明確で信頼性が高い | 悪質なサイトもある |
オンカジとインカジ、ネカジの違い


海外で店舗を構えているランドカジノ、ネット上で合法的に運営しているオンラインカジノ(オンカジ)のほかに、
「インカジ」や「ネカジ」と呼ばれるものがあります。
オンカジとインカジ・ネカジはその名前から混同されがちなのですが、そこには明確な違いがあります。
インカジ・ネカジとはインターネットカフェカジノの略称で、インターネットカフェのような形式で営業しており、店舗内のパソコンでオンラインカジノが遊べるようにしている場所です。
オンラインカジノは海外で合法的に運営されているため、運営者が罰せられることはありませんが、
インカジのように、ライセンスを持っていない運営者が賭博目的で国内に場所を提供することは明確に違法です。
インカジは運営者もそこで遊んでいるプレイヤーも逮捕される可能性がありますので、間違っても利用しないようにしてください。
一時期「違法カジノで摘発、逮捕」といったニュースをよく耳にしたと思いますが、あればインカジ・ネカジと呼ばれるものがほとんどです。
「オンカジ」
(オンラインカジノ)
- サービス:ネットカジノゲーム
- 運営者:合法ライセンスをもつ海外の企業
- 提供方法:運営者のウェブサイト上で提供
- 入出金:クレジット、電子マネー、仮想通貨
- 違法性:違法でも合法でもない(法律がない)
「インカジ」「ネカジ」
(インターネットカフェカジノ)
- サービス:ネットカジノゲーム
- 運営者:運営許可を持っていない日本の店舗
- 提供方法:オンカジができる場所を提供
- 入出金:現金
- 違法性:違法
まとめ



「カジノ」といっても店舗型のランドカジノ、店舗を持たないオンラインカジノがあり、どちらも違った魅力があったわね。
今のところ日本で遊ぶのであればオンカジ一択よ。



オンラインカジノのメリットは僕に合っている気がするな。
いつかはランドカジノも行ってみたいなぁ~
オンラインカジノもランドカジノも魅力的なポイントたくさんありましたね。
IR法(カジノ法案)の成立により、日本にランドカジノができるという話も現実味を帯びてきていますので、
カジノファンの方はオンラインカジノで遊びつつ、日本のランドカジノ計画が進むのを地道に待つことにしましょう。
「どうしてもランドカジノでプレイしたい!」と思ったら、韓国のカジノであれば1泊2日でも行けますので、そちらをおすすめします。
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